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研究テーマ「主体的に動き出し共に学びをつくりあげる子の育成」
本校では2019年度より、「見方・考え方を働かせ、資質・能力を育む理科・生活科の授業づくり~子どもが主体的に動き出す授業を目指して~」をテーマに設定し、学習指導要領や「主体的・対話的で深い学び」を意識しながら、生活科・理科における見方や考え方を整理し、各単元や領域がどのようなつながりをもっているかを意識して授業改善を行ってきた。成果として、理科の4領域(エネルギー・粒子・生命・地球)における見方・考え方のつながりを意識することや、日々の授業改善をしていくことの必要性を強く感じることができた。しかし一方で、思考力の育成のための子どもの主体的な問題解決を実現していくことの難しさをより強く感じられるようになった。そして、下沼部の子どもたちが主体的に動き、共に学びをつくりあげていくためにはどのような手立てが有効であるかを深く研究していきたいという思いも生まれた。そこで、2020年度より、「生活科」・「理科」を通して、研究してきた見方・考え方を働かせて新指導要領のキーワードである「資質・能力」を育成することを大切にしながら「主体的・対話的で深い学び」の具現化を図っていけるように、テーマを「主体的に動き出し、共に学びをつくりあげる子の育成」と設定した。